代表あいさつ

株式会社WALLESS(ウォレス)
CEO

山内 喜代美

私は21歳で営業の世界に入り、26歳で部下を6人持つ管理職になりました。
自分を動かすこととは全く違った難しさを感じ、
経営者に混ざり人材育成について学びました。
出産を機に退職し1年後に仕事に復帰。その後10年間在職した会社を退職し、
人材育成専門の会社に入社しました。

企業への研修実施や個人のコンサルティング実績を経て40歳で独立。
これまで300を超える企業・組織にてセミナーや研修を実施し、
10年間多くの方々と接してきました。

人材育成コンサルタントとして活動を始めて7年目のこと。
ある想いが巡ります。
会社の中に入り込み時間をかけて育成をしていく中、
「そもそものやる気がないんです。意識が低すぎて。
もっと厳しく指導してください」
と企業やリーダーから言われることがとても気になるようになりました。

どの会社にも手をこまねいている社員さんはいるものです。
その場合様々な要因があります。
・上司や会社に対して不満がある
・何のために仕事をしているのかわかっていない
・やる気はあるがどうすれば出来るのかがわかっていない
大きく分けると、この３つのうちのいずれか（全部の事もありますが）に当てはまります。
この3つであれば、きちんと対応すれば解決は可能です。

しかし、要因はそれだけではないのです。
・何度言っても同じミスをする
・仕事を覚えない、覚えられない
・言ったことを忘れる
・計画が立てられない
・同時に2つの事が出来ない

その社員さんはいつも注意され指摘され、怒鳴られ、責められていました。本当にそれはやる気の問題なのでしょうか。

様々な事例を目の当たりにしてきた中、わかってきたのは人はそれぞれ特性があるという事実でした。
頑張っても努力しても平均点まで出来ないこともあるのだと。
組織を効率的に動かそうとすると画一的に作業させるようになります。同じ型にはめ込むこと。
それを私たちは普通と呼びます。一般的と言います。

企業組織の中で「普通・一般的」からずれた人は、その画一的な型に合わなかった人は
やる気のない人
意識の低い人
というレッテルを張られてしまうのです。

レッテルを張られた人は出来ない自分を責め、どんどん自分を追い込み、やがて仕事が出来なくなり、
職場にいられなくなります。そんな人たちがどれだけ多くいる事か。
働きたいのに働けない多くの人を生んだのは私たちの「普通・一般的」という思い込みなのではないでしょうか。

人それぞれの特性を認識することから
本当の意味の「人を活かす社会」が生まれるのだと思います。
画一的な育成や指導、マネジメントを見直し
個人を組織に合わせるのではなく
会社組織が1人1人に合ったやり方や働き方を追求していく時代になったと確信しています。

個性を持った人が働きやすい職場は
どんな人も働きやすい職場なのです。

男性　女性　若者　高齢者　子育て中の方　障害を抱えた方　
働くことに困っている方　病気を抱えた方　外国出身の方　LGBTなど。
そのような会社が、これから先求められていくでしょう。

様々な個性を活かし、
誰もが生き生きと働ける社会を作っていきたい。

ご賛同いただける方を一人一人増やしていくことが
これからの私の使命と思っています。

社会の目に見えない壁を少しでもなくしたい
その為の3つのWALLESS（ウォレス）

■WALLESS　ACADEMY（ウォレスアカデミー）
困っている子ども、障がいを持った子ども、そして親の抱える壁をなくす。
マンツーマン特化型の放課後等デイサービス　対象　0歳～18歳

■WALLESS　JOBTORE(ウォレスジョブトレ)
働きたい人と働けない人の壁をなくす。
就労支援トレーニング　　　対象　18歳～

■WALLESS　WORK（ウォレスワーク）
企業組織と、働くことに障がいをかかえた方や困っている方の壁をなくす。
企業への講演・セミナーやコンサルティング、対応・適応・定着のアドバイス
　　　　
子どもから大人まで
生きやすい社会を目指して。

共に手を取り実現していきましょう。

これからもウォレスをよろしくお願いいたします。