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話してスッキリ!気持ちを言語化してみよう

支援をさせていただく中で、ポジティブ・ネガティブどちらの気持ちについても、お子さまの正直な気持ちを聴くことは、とても大切なことだなと感じています。

 

 

感情は言語化することで気持ちをコントロールすることに繋がるといわれています。

大人が話を聴いていくことで、嬉しいことがあったときには、その嬉しさを共有することができ、不安に感じていることは、言葉にすることで「いま○○と感じていたんだ」とお子様自身で気付くことができます。

またネガティブな感情も、消そうとするのではなく受け止めることで、感情に支配されずにその先の行動を考えていけるようになっていきます。

 

 

 

自分の気持ちを話すことが苦手なお子さまには

「それは悲しかったね。」

「うれしかったね!」

「イライラしたんじゃないかな?」

など、そのときのお子さまの気持ちを代弁してあげましょう。

 

 

すると

「これが悲しいという気持ちなんだな」

「イライラするってこういうことなんだ」

と感情と言葉の照らし合わせができるようになっていきます。

今までどう伝えていいか分からなかったお子様も、少しずつ言葉で伝えられるようになっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウォレスの支援の中で、お話をしっかりお聴きすると、スッキリした表情で帰られるお子様もいらっしゃいます。

日々の中でお子様のお話を聴く機会は多くあるのではないでしょうか。

ぜひそのときには感情に注目しながら、お子様がそのときどんな気持ちだったかを言語化してみてください。

 

嬉しいことがあったときには一緒に喜び、悲しいことがあったときには「悲しかったね」と気持ちを共有してみると、今まで以上にお子様の気持ちに寄り添うことができるかもしれませんね。

 

 

 

 

 

<担当:北島>

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放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング

株式会社WALLESS(ウォレス)
〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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初詣に思うこと~「ざっくりポジティブワード」で、今年も頑張ろう!~

雪が降り、北陸らしい年明けとなりました。

皆さん、どんなお正月を過ごされましたか?

 

 

お正月といえば・・・まず初詣。

神社にお参りして、おみくじ引いたり、お守りを買ったり。

ふだんはあまり神社に行かないのに、お正月には行かないと気持ち悪い…

それは、年の初めに手を合わせると、神様が「見守っているよ!」と一年間応援してくれるような気がして、頑張る意欲がわいてくるからなんですよね。

さらに、おみくじに「○○によいご縁あり」「○○に励むと、道が開ける」などの素敵な言葉を見つけると、もっとやる気になっちゃいます。

 

 

そう!このように一年の最初には、「きっといいことあるよ」「必ず成功!」「あなたならできる!」のような、「ざっくりとしたポジティブワード」が欲しいですよね。

それは、心が元気になることは、何よりもまず、人が行動するための土台だからです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このことは、子育てにおいても大切なことだと思います。

 

 

お子さんが、期待する行動ができないときは「○○しなさい」「なぜ○○するの」と言ってしまいがち。

そんな時は、ゆっくり深呼吸して、まずはお子さんの気持ちをじっくり考えてみませんか。

実はできないことに、とても自信を無くしているかもしれません。

自信がないことを隠すために、癇癪を起してみたり、口答えしてみたりしているのかもしれません。

 

 

だからこそ、まずは、お子さんの心に「ざっくりポジティブワード」でエネルギーを与えてあげましょう!

「きっとできるよ」「がんばれ。応援するよ」と。

 

 

誰よりも、お父さん、お母さんからもらう「ポジティブワード」は、お子さんにとって、お正月の神様にも負けない大きな心のエネルギーになるはずです!

 

 

 

さあ、今年もウォレスにてお待ちしております。

お子さんも、お父さん、お母さんも、一緒に頑張っていきましょう!

ウォレスの仲間が手をつなげば、きっと素敵な一年になりますよ!

ワクワクしてきました。

2022年が楽しみです。

どうかよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

<担当:西>

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ソワソワしているのは集中していないから?

今回はADHDのお子様に見られる、勉強中は動き回っているのに、ゲームでは動かないという現象について紹介をさせてもらいます。

 

 

まずはこちらのビデオを見てください。

(外部のリンクになります。YouTube:「ADHD Study」で検索して頂いても構いません。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのビデオは同じ子どもが10分間、算数とスターウォーズのビデオを見ている時の様子を比較したものになります。

いかがですか?

算数の時は全然集中出来ていないと感じるかたは多いのではないでしょうか?

私はこちらのビデオを見ながら、スターウォーズの方が集中出来ていると思いました。

ですが、「実際は算数の問題について頭の中で考えており、考え続けられるように動く必要がある」と言うのが、今回紹介する研究の主張になります。

 

 

例えばあなたが仕事をしている時、とても眠たくなってしまいそれでも集中したいときにどのように行動しますか?

人によっては飲み物を取りに行ったり、ストレッチをして体を動かそうとするのではないでしょうか?

完全に同じ現象ではないとは思いますが、そのようにADHDのお子さんも頭の中で考える必要がある時、動くことで何とか脳を活動できるようにしているのかもしれません。

 

 

実際この研究では、ADHDのある子は、動いている時に最も良いパフォーマンスを発揮していたようです。

ADHDのない子は動くと成績が悪くなったようなので、全ての子が動き回ると良いというわけではなさそうですね。

ただ、ご自身のお子様がソワソワしている時には、「集中しようとしているので止めないでおく」という選択肢を考えてみても良いのかもしれません。

 

 

そのように、私たちの直感では間違っていると思っていても、実は本人にとっては適応的な行動である場合もあります。

まずは、お子様にとってこの行動はどんなものなのかを考えるようにしていきたいですね。

では、今回はこの辺で。

何か考える、少しでも楽になるキッカケの一つになることを願っています。

 

 

 

https://www.ucf.edu/news/adhd-kids-can-still-theyre-not-straining-brains/

 

 

 

 

<担当:中道>

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「やりたいことが見つからない」と言われたら…?

「特にやりたいことはありません…」

「得意な事もないです…」

「高校は行きたくないです」

「そもそも“やりたいこと”って何のことかもよくわからない…」

 

そのような声をお子様や保護者様からお聞きすることがあります。

 

 

 

次の項目に思い当たることはありませんか?

 

【日常生活での様子】

□ 自分で選ぶ場面が少ない、自分で選ぼうとしない

例)何が欲しいか、何が必要かなども保護者や先生に選ばせたり、周囲の顔色を伺いながら選ぶ

□ 自分から行動を起こすことが少ない

□ 行動に移るまで時間がかかる

□ 理想が高く、失敗することを怖いと考えているような発言がみられる

 

【学校・学習での様子】

□ 休み時間は友達と過ごすなど友達が少ないわけではないが、「友達が少ない」と言う

□ 話し合いの場面で「○○さんの意見と一緒」と発言することが多く、自分の意見を言おうとしない

□ 話し合いの場面になると机に突っ伏してしまう

□ 本気になるときが恥ずかしいと思っているような節がある

□ 学習に対するコンプレックスがあり、劣等感が強い

 

 

このような傾向があるお子さまは、自己肯定感が学習面に影響している可能性が考えられます。

その場合、次のような手助けや工夫を普段の生活に取り入れみてください。

 

 

■やりたいことが見つからなくても・比較しない・急かさない・できないことについて言及しないでおきましょう

他の子と比較されることで焦ってしまい、うまくいかないことから活動自体の意欲を失ってしまいます。

 

 

■情報を多く仕入れる機会を作りましょう

①文化にふれる

・図書館や本屋さんへ足を運び本を見る・読む

・映画を鑑賞する

・美術館や屋外作品などアートを鑑賞する

②体験活動に参加してみる

・海、川、山、公園、近所の散歩などの自然体験 身近な環境もビンゴゲームのようにすると楽しめます

(参考:おさんぽBINGO/ブンケン)

・お昼ご飯やお菓子を作るなどの生活体験

・地域活動(お祭りやゴミ拾いなど)への参加

 

ゲームやタブレット、スマホをさわらせず、見る・聞く・触れる・嗅ぐ・味わうなどの感覚を使って体験に集中することが重要です。

 

 

 

 

 

 

■活動がうまくできたときには できたことを褒めてあげましょう

 

 

 

まずはお子さまの気持ちに寄り添って共感し、自ら「やってみたいな」「やってみようかな」という気持ちが芽生えるまで静かに見守り、行動し始めた時にそっと背中を押してあげる態度で接してみてくださいね。

 

 

 

(参考文献:『その子、発達障害ではありません IN-childの軌跡』韓昌完著 さくら舎(2019))

 

 

 

 

 

<担当:近藤>

 

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お母さんの言葉は子供の心を強くする魔法の言葉

12月になり、支援の中で子どもたちとクリスマスツリーを制作しています。

簡単に作れるので、小さいお子様も楽しみながら作ることが出来ています。

なかには、授業のワークが終わった後のお楽しみで作って帰られるお子様もいらっしゃいますよ。

 

 

 

先日来られたお子様は、自分の分を作り終えた後、お母さんの分も作ってあげていました。

自由な発想で作っていく様子を見て、お母さんから「こんな風に考えれるなんて、すごいね!」と自分のオリジナルの作品を褒めてもらえていました。

お子様の嬉しそうな表情から、お母さんの言葉が心に届いた瞬間だと感じました。

 

 

このお母さんは、作品が出来たことを褒めるのではなく、工夫をした考え方を認めて「すごいね!」と褒めてあげていたんです。

自分の考え方を「すごいね!」って褒められたら、それ以上の褒め言葉ってないですよね。

 

 

 

 

 

【作品の一部をご紹介】

<材料>松ぼっくり・どんぐり・木・綿・白と黒のペン・グルーガン・飾りのボンボン

 

 

 

WALLESSではお子様とだけではなく、お家の方にも支援に入っていただいて、一緒に楽しみながら、コミュニケーションのスキルを学んでいくことも行っています。

なぜなら、一番大切なのは、子どもたちの生活の場である、ご家庭でのコミュニケーションだからです。

 

 

 

 

 

<担当:前田>

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