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お知らせ・ブログ

  • 叱ること・褒めること~まずは3つのポイントから

    褒めることに関して、褒めていても行動が変わらないで甘えるんじゃないかと思われる方も多いと思います。

    今回は叱ることや褒めることについて、何が良いのか、どうすれば良いのかを考えていこうと思います。

     

     

     

    【叱る】

     

    叱ることの特徴は、効果が分かりやすいことにあります。

    叱る場面というのは、望ましくない行動をした時が多いと思われますが、望ましくない行動に対して叱ることで、一時的にその行動を止めることは可能になります。

    その為、効果がとても分かりやすく感じるのです。

    ですが、一時的に止まるだけで、次にどう対処すれば良いのかが分かっていないと、同じような場面になった時に、同じ行動を繰り返すことが考えられます。

     

     

     

     

     

     

    【褒める】

     

    褒めることの特徴は、すぐに効果が分かりづらいことです。

    褒めることでお子さんはとても嬉しくなり、褒めてもらえることが分かれば、その望ましい行動を繰り返しすることも考えられます。

    しかし、その望ましい行動というものがなかなか見受けられない場合、褒めたくても褒められないという問題点も生じてきます。

    また、お子様によっては、褒められることが「自分をコントロールするための手段」として認識し、褒められることに対して拒否を示される場合もあります。

     

     

     

     

     

     

    「叱る」と「褒める」のそれぞれについてお話ししましたが、本人自身がどのような行動をすれば良いのかが分からない場合、叱ることや褒めることの効果は薄くなってしまう可能性も考えられます。

     

    また、周りにとって望ましいと思われる行動でも、本人にとっては受け入れられない行動かも知れません。

    それをいくら教えたところで、やる意味がないと思ってしまう可能性もありますね。

    そしてさらには、知っているけど望ましい行動をしないという事態にも陥る可能性が考えられるのです。

     

     

     

    ではどうすると良いのか?

    以下のことを意識してみましょう。

     

    ●望ましい行動は、本人が少しの努力で出来るものにする

    ●もし望ましくない行動をした場合、どのような行動を取れば良いのかを考える機会を作ること(タイムアウト:短時間、どうすれば良いのかを考える時間を取る。など)

    ●望ましい行動を取った場合、本人が喜ぶ形で褒めること

     

     

     

    長文でしたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。

    お子様のことを真摯に考えていることが伝わってきます。

    お子様の状況・状態によって考えることが難しいこともあると思いますが、対応について一緒に考えていけたらと思います。

    また、ご意見、ご感想ありましたら、メール、LINE等でお気軽にお問い合わせください。

     

     

     

     

    <担当:中道>

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    壁とかす なくす “WALLESS”
    放課後等デイサービス・就労支援トレーニング・企業コンサルティング

    株式会社WALLESS(ウォレス)
    〒910-0005 福井県福井市大手3丁目1-15 ビアンモアビル8F Tel.0776-89-1862
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  • 楽しく学ぶ、楽しく通う

    WALLESS ACADEMYは個別支援型の放課後等デイサービスです。

    ご利用者様、お一人お一人に合わせた支援を、50分という時間の中で行っています。

     

     

    この50分という時間の中で、お子さまの様子をみさせていただきながらいくつかの訓練を共に進めていくのですが、訓練ばかりではやはり疲れてしまうときもあります。

    そんなときは気分転換に一緒にゲームをしたりして遊びます。

    やるべきことが終わったときや、頑張ってやりきったときのお楽しみですね。

     

    こちらに用意しております遊びをいくつかご紹介します。

     

     

     

    「オセロ」

     

     

     

    「将棋」

     

     

     

    「カードゲーム」

     

     

     

    「マンカラ」

     

     

     

    オセロや将棋などは本当に強い子もいて、驚かされることもしばしば。

    他にも、女の子向けに塗り絵や、プラバン制作なども出来ますよ。

     

     

     

    お子様達に人気なのは、やはり「レゴブロック」

    レゴブロックは主に待合室で遊ばれるお子さまが多いです。

    なかには、来所の際に少しずつ組み立てていって、すごい作品が出来上がっているお子様もいらっしゃいます。

     

     

     

     

     

     

     

    苦手さをなくしていくのはとても大変なことですね。

    すぐには結果が出ませんので、一歩ずつ一歩ずつ、時には後戻りもしながら少しずつ進んでいきます。

    そのためには楽しく通っていただくこと、楽しく学んでいただくことが大前提なのです。

    遊びの中から見えてくることもありますし、私たちにとっても大事な関り方の1つです。

     

     

     

     

    <担当:杉下>

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  • 自分のことをみて欲しい…そんなときどうする?

    WALLESS ACADEMYでは、コミュニケーションを7つに分類し、お子様に合わせた支援を行っています。

     

    「1要求」「2.拒否」「3.注意をひく」「4.挨拶」「5.感情表現」「6.質問をする」「7.体調をつたえる」

     

    今回はその中で「3.注意をひく」についての支援方法をご紹介いたします。

     

     

     

    皆さんは、誰かと話を始めるときどうしていますか?

    「すみません」「○○さん」など声をかけたり、相手の表情を見てこちらに意識を向けているなと確認してから話しをされていることと思います。

     

     

    私たちが普段何気なく行っている

    表情を見る

    視線を合わせる

    声を掛ける    など

     

     

    これらのことが大変苦手なお子様もいらっしゃいますね。

    相手の表情を読み取ることが難しいお子様には、下記のような支援を行っています。

     

     

    ①絵カードを見て内容を理解する

    ②スタッフ2名がやって見せる

    ③お子様の後ろにスタッフが立ち声をかけるタイミングを知らせる

    ④何度かやったのちに一人でやってみる

     

     

     

    (絵カードの一例)

     

     

     

    お子様が初めてされるときは、やはりとても不安そうで表情も硬いのですが、繰り返し練習することで、少しずつ緊張もほぐれてきます。

    そして、「出来たね!」とスタッフと一緒に共感しあい笑顔が見えるようになります。

     

     

    このような積み重ねがお子様の自信につながり、学校や家庭でも使えるようになっていけるといいと思います。

     

     

     

    ※以前のブログより 7つのコミュニケーション「7.体調を伝える」支援方法はこちら

    →WALLESSブログ「いろんな場面を想定~一対一でのコミュニケーションの練習」

     

     

     

     

     

    <担当:前田>

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  • 感覚を育てよう!体を使って遊ぼう!

    過去の楽しかった思い出は・・・

    映像で思い出しますか?

    音や言葉でよみがえりますか?

    それとも、肌で感じた心地よさで覚えていますか?

     

     

    私たちは、外の情報を「感覚」を通して取り込みます。

    感覚には、代表的なものに「視覚」「聴覚」「触覚」に「臭覚」「味覚」を加えた「五感」と、さらに「固有受容覚」(関節の動きや力・体の位置を感じる)と「前庭覚」(バランスや平行感覚・姿勢の調整)のなどがあります。

    そして、私たちは、これらの感覚のうち特に得意な感覚を使って、周囲の状況を認識したり覚えたりしようとするのです。

     

     

    では、逆にその感覚が弱くなったり使えなかったりしたら、どうでしょう?

     

    真っ暗なトンネルに入って周りが何も見えなくなったら…

    とても雑音が多くて、相手の声がきこえなくなったら…

    触っても、感触が伝わってこなかったら…

     

    その瞬間、とっても不安になったり、恐怖を感じたりしますよね。

    そして、何も行動ができなくなったり、相手のことが怖くなったりしてしまいます。

     

     

    このように、感覚に弱さがあると、多くの不安が生じて行動などにも影響が出てしまいます。

    ですから、そうならないためにも、子どものときからいろいろな感覚を育てていくことが大切です。

     

     

     

     

     

     

    感覚を育てるには、とにかく使うこと!そして、子供たちの感覚を育てるのは、やはり「遊び」です。

    その中でも今回おすすめするのは、体を使った遊びです。

     

     

    例えば、音に合わせて踊って遊ぶときには、以下のような感覚を使わなければいけません。

     

    視覚・・・みんなの動きを見る、みんなの笑顔を見る

    聴覚・・・音楽を聴く、みんなの声や足音を聞く

    触覚・・・動くことによる風を感じる、相手との距離感をつかむ

    固有受容覚・・・走る、力を入れる、スピードを感じる、体の動きを感じる

    前庭覚・・・バランスを保つ、姿勢を保つ、体が揺れてもよく見える

     

    いろいろな感覚を使うことができて、そして何より楽しく気持ちがよくなります。

    一石二鳥どころか3鳥いえ4鳥にも5鳥にもなりますね。

     

     

     

    *****

     

     

     

    ウォレスアカデミーでは室内で活動するのですが、先日は新聞紙を丸めて剣を作り、新聞紙のボールを思いきり打ったり、ひもでぶら下げた空き缶をたたいたりして、汗だくになって遊びました。

     

    揺れる空き缶を打つためには

    ①缶の揺れのリズムを感じ取り

    ②目で缶を負いながら手を動かし

    ③背伸びしてバランスをとり

    ④缶をたたいた時の衝撃を手で感じ

    ⑤力をコントロールする

    こんなにたくさんの感覚が育ちますよ!

     

     

     

     

     

    固有受容覚や前庭覚は、学習にも関係してくる大事な感覚です。

    詳しくは、また次回のブログでご紹介します。

     

     

    コロナウイルス感染予防のために、今は遊ぶ環境も制限させられてしまいますが、それでもいろいろ工夫すると全身を使って遊ぶことができますね。

    親子で楽しみながら、感覚を育ててみてください。

     

     

     

     

    <担当:西>

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  • 自分の子育ては間違っている?!

    子どもに何を言っても言う事を聞かない。

    子どもが困る行動ばっかりする。

    そんな悩みを抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか。

    今回は、そんな保護者の方に向けて書いていこうと思います。

     

     

    まず、結論から言いますと、あなたの子育てが間違っていることはありません。

     

     

    しかし、何かしら上手くいっていない場合は、お子さんの状態と子育ての方法が組み合わせとして上手くいっていない という可能性は考えられます。

     

     

    例えば、お子さんが2人いる家庭で、一方のお子さんとは何も問題はないけれど、もう一方のお子さんとは問題ばかり起こる、そういう経験をされている場合は想像がしやすいかと思います。

     

     

    このような時に、「自分の子育てが間違っているのだろうか…」と思われる保護者の方はいらっしゃるかもしれません。

    ですが、先ほど伝えたように保護者の方が間違っているわけではないのです。

     

     

    また、お子さんも理解できない子どもなのではないのです。

    一方のお子さんとは上手く組み合わせが合っている、一方のお子さんとは組み合わせが今はズレているというだけなのです。

     

     

    どのような組み合わせがお子さんとの間で行われているのかを考え、今の関わりを振り返ってみると、何か新しい発見が見つかるかもしれません。

     

     

     

     

     

     

    とはいうものの、中々そのように見ることは難しいですね。

    更には、特別な配慮を要するお子さんもいらっしゃることと思います。

    そのような時には、他の人に相談をすることで、視点が変わったり、視野が広がったりもしますよ。

     

     

    色々な事情で上手く噛み合っていないこともあるかもしれませんが、それは誰かが悪いわけではないのです。

    視点や配慮を変えていきながら、どのようにすると家族全体が過ごしやすいかを、私たちも一緒に考えて支援してていけたらと思います。

     

     

     

     

    <担当:中道>

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